無効票でディスられた政治家たち
2017年10月22日、第48回衆院選挙が実施された。猛烈な台風が日本に上陸したにも関わらず、2014年12月の衆院選(前回)よりは1.02ポイント投票率がアップしたとのこと。
とは言え、戦後2番目に低い53.68%だ。
Source: NHK News Web
若者の投票率が低いと叫ばれて久しい。若者に投票を呼び掛けるポスターもよく見かける。
だけど、ふと思った。
いつも全国平均や世代別の投票率はニュースに流れるけど、地域毎にどれだけ違うのだろうか?
ということで、選挙区別に投票率を調べてみた。その過程で発見したのだが、
公明党が出馬した小選挙区は投票率が低いだけでなく、無効票が多い
という事実だった… しかも
小選挙区比例代表並立制を採用してから、無効票率が増えた
という事実まで発見。
いつも投票率だけ報じられるが、投票所に行ったけど小選挙区で無効票を投じた人の数を統計値として公表しているメディア記事を私は見たことがない。
ということで、独自視点で無効票を徹底的にデータ分析!
♣目次
- 無効票とは何なのか?(意図的な無効票が大半!)
- 無効票の割合はどれくらい?(2017年は150万票を超える!)
- なぜ無効票を投じるのか?(公明、対抗馬ナシの罪)
- 無効票ランキング(実名・選挙区レベルのミクロ分析)
- 総括・考察(小選挙区制を見直そう!)