ドキュメンタリー『Wild Wild Country』徹底解説 その#1

2018年エミー賞ドキュメンタリー部門受賞作の『Wild Wild Country』(ワイルド・ワイルド・カントリー、以下「WWC」と表記)を考察する。

WWCが扱ったのは、カルト宗教として世界を震撼させたラジニーシ教団。日本のオウム真理教もラジニーシ教団を一部模倣したとされる。1980年代の壮絶な対立を中心に、今も生き残る(元)信者幹部の生々しい証言を通じて描たのがWWCだ。

This was not motivated by greed. This was evil.
彼らの動機は欲ではありません。純粋な悪です。

ラジニーシ教団と対立した市民が放ったこの言葉。実際にWWCを見ると、様々な意味で心にずっしりとのしかかってくる。というのも、たしかに教団が起こした事件は悪だが、対立した側に対しても「どっちもどっち」と感じる側面があるからだ。

WWCでは割愛されていた詳細を補完的に調べつつ、独自の考察をまとめてみた。

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熊に遭遇した2人の小噺

なかなか示唆に富んだ小噺を英語で発見したので、「今日の英単語」シリーズとして備忘録。

AさんとBさんの2人は友達同士。一緒にハイキングをしています。

Boys on a forest road with backpacks

そこで、熊に遭遇しました。熊は今にもこちらに飛び掛かってきそうです。

Aさん熊に背を向けて、走り出しました。

ところがBさんはその場に座り、ランニング用の靴に履き替え始めました。

Aさんは振り返ってBさんにこう叫びます。

「おい、お前何してるんだ。ランニングシューズを履いたからって、熊から逃げ切るのに役立たないよ」

するとBさんは落ち着いた声で何と答えたでしょうか? 考えてみて下さい。

time-to-think

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