Dodge (ご飯論法)

今日の英単語」シリーズとして備忘録。

アメリカで2018年9月、メディアの注目を一気にかっさらった一番の話題と言えば何か?

それは、大統領によって最高裁判事に指名されたブレット・カバノー (Brett Kavanaugh) 氏。最終的な就任には上院の単純過半数承認が必要なのだが、議会の採決直前で複数の性的暴行疑惑が浮上したのだ。

そして9月27日には、上院の司法委員会(Senate Judiciary Committee)による公聴会が行われた。カバノー氏、告訴したフォード教授の両名に対する個別の公聴会は、それぞれ3時間(計6時間)に及んだ。

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Brett Kavanaugh判事
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Christine Blasey Ford教授

では両名は、質問に対し真摯に答えたのであろうか? 言い逃れやはぐらかしはなかったのだろうか?

今日は「Dodge」という英語表現について考察。Dodgeはドッジボールのドッジだ。日本だと最近は「ご飯論法」とも言われる。

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Curry Favor With (ゴマをする)

今日の英単語」シリーズとして備忘録。

読み間違えないで欲しい。

Curry Flavor With(カレー風味を何かに添える)ではない。

Curry Favor With(ゴマをする)だ。

今日は「Curry」という英語表現について考察。なんとカレーは名詞だけでなく、動詞の意味もあったのだ。

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Juggernaut (絶対的な力)

今日の英単語」シリーズとして備忘録。

日本語の「改善」(トヨタ式のプロセス改善手法)がそのまま英語でKAIZENと呼ばれたり、フランス語の「起業」がそのままフランス式の綴りで英語でもENTREPRENEUR (SHIP)と使われたりする。これらは、日本でもお馴染みだろう。

だが、インドのヒンドゥー教用語がそのまま英語に導入されたケースは、あまりご存じないのでは?

今日は「Juggernaut」という英語表現について考察。

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Meltdown (精神崩壊)

2018年の全米女子オープンテニス決勝は、大坂なおみ選手が重鎮セリーナ・ウィリアムズ選手を破って初優勝となった。

しかし海外メディアのニュースを検索してみると、大坂なおみより、セリーナの方が取り上げられている。しかもタイトルには「Meltdown」の言葉が目立つ。

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この英単語が言いえて妙であり、しかもMeltdownのニュアンスを理解すると英語らしい表現の豊かさを感じられる。

Image Source: WATCH: ‘I’m not a cheater’ – Serena Williams in extraordinary on-court meltdown as she loses US Open final (Independent.ie)

今日はこの単語を考察してみた。

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熊に遭遇した2人の小噺

なかなか示唆に富んだ小噺を英語で発見したので、「今日の英単語」シリーズとして備忘録。

AさんとBさんの2人は友達同士。一緒にハイキングをしています。

Boys on a forest road with backpacks

そこで、熊に遭遇しました。熊は今にもこちらに飛び掛かってきそうです。

Aさん熊に背を向けて、走り出しました。

ところがBさんはその場に座り、ランニング用の靴に履き替え始めました。

Aさんは振り返ってBさんにこう叫びます。

「おい、お前何してるんだ。ランニングシューズを履いたからって、熊から逃げ切るのに役立たないよ」

するとBさんは落ち着いた声で何と答えたでしょうか? 考えてみて下さい。

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映画・ドラマのレビューに使える英語表現

映画やドラマを視聴して、その感想をブログに載せる人は多数いる。

映画やドラマを英語音声&英語字幕で視聴して、英語学習に役立てようとする人も多数いる。

でも、感想を英語で書こうとする日本人というのはとても少ない。その理由は、

感想を書くには語彙が足りず、自分の感性にピッタリな英文を書けないから

そんな時は、英語ネイティブのレビューを読んで、独特の語彙を習得するしかない。最近見つけた、感性を刺激する語彙を備忘録でメモっておこう。

ho-hum; Kafkaesque; squeamish; cheesy; rehash; laugh track; canned laughter; grisly; elusive; uncanny; put the pedal to the metal; dimensional; spoof; wooden; sob; arc; get wires crossed; elide; riveting; lavish; Dicky; benign; multi-faceted; eerie (eerily); docile; massage someone’s ego

(初回ブログ投稿日: 2017/09/01、最終更新日: 2019/01/23)

では、それぞれの詳しい意味と用例の解説をどうぞ。

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Canned Laughter (桜の笑い)

今日の英単語」シリーズとして備忘録。

Canned Laughterは海外のSit Com(シチュエーションコメディー)に多く見られる。

登場人物が面白いことを言うと、ライブスタジオ会場にいる観客がワハハと大声で笑う声が挿入される。ライブ番組でもないのに。

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あの後から付け加えた笑いの効果音のことを、英語ではCanned Laughterと言う。

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Nitpick(重箱の隅をつつく)

今日の英単語」シリーズとして備忘録。

Nitpickは英英辞典によると

To be concerned with or find fault with insignificant details.

(取るに足らない細かいことに気を取られたり、不備を指摘すること)

To criticize or find fault with (someone or something) in a petty way.

(他者や事象をせせこましく批判したり、不備を指摘すること)

と定義されている。

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旧約聖書の引用

今日の英単語」シリーズとして備忘録。

海外ドラマでは聖書や哲学書を引用した表現がちょくちょく出てくる。
単語だけ言われても、日本人には意味がピンと来ない。
でも日本語字幕を見ても、意味を反映した訳になっていないから、やっぱりピンと来ない。
そんなことがたまにある。その例を紹介しよう。

Okay, we just turned into Goliath.

直訳すれば
「おやおや、我々はゴリアテになってしまったというわけね」
となるが、Goliathって何なのか?

ちなみに日本語字幕だと

「こっちが巨人ね」

と訳されていた。いずれにしても、意味不明なので解説していこう。

このセリフの出所は、『グッド・ワイフ』という法廷・政治ドラマのワンシーンだ。
(以下、ネタバレはしないがドラマの概要には触れるので、気になる方はスルーして下され。)

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Golf Widow (留守がちな旦那持ち)

今日の英単語」シリーズとして備忘録。

無料のオンライン英英辞典にThe Free Dictionaryというものがある。なかなか使い勝手がいい。

このTFDにはスマホアプリもあって、トップ画面には「今日の英単語」とか「今日の英語イディオム」というのが日替わりで更新掲載される。

で、今日はGolf Widowというイディオムが紹介されていた。

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Cagey(話したがらない)

今日の英単語」シリーズとして備忘録。

2016年のノーベル文学賞は、またしても下馬評が高かった作家・村上春樹氏が受賞せず。

そこで、「ノーベル賞って、誰がどのようにして受賞候補を選び、最終受賞者を決めているのか?」と疑問が出てくる。だが、ノーベル賞は向う50年間、選考プロセスを非公開にするポリシーなので、ブラックボックスなのだ。

これはノーベル賞に限ったことではない。テレビ批評家賞(Critics’ Choice Television Award)もまた、その選考プロセスは謎のベールに包まれている。

There’s not a ton of information out there. I don’t think these so-called “critics” are trying to be cagey about it.

賞に関する情報はさほど流通しているわけではない。ただし、いわゆる「批評家」と呼ばれる人たちが、賞の選考プロセスを意図的に口にしないようにしているとは思えない。

こんな感じの文脈で出てきたCageyという単語を、今日の英単語でチェック!

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